1人銭湯
部屋から差し込む光だけで喫煙していた。
今日も同じ日の繰り返し。
親に電車もバスも乗ったら
怒られるしなぁ。
テレビも本もゲームも
やりたくない。
キャスも動かないし
少しTwitter離れたいな。
突然浮かんだ、
｢｢銭湯行こう！｣｣
突然そう決めて14時。
1時間弱かけて
近所の銭湯にきた
何年ぶりよ...？？
行ったことあるのに迷子。
Google先生はいつだって私の味方。愛してる。
............
ここでは金券を購入し靴箱の鍵を別の鍵に交換してもらう。
間違えて男性の方に入ろうとしたらしく、案内してもらった。
受付係に半笑いされた 泣
あれ？
鍵全部閉まってんじゃん...？？
無理やり開けようとしても
開かない。
｢これどうやって使うの？｣
分からなくて大きい独り言がでた
隣のおばちゃまが
｢もらった鍵で開けるのよ｣
と教えてくれた。
優しい...😁
その人はその後も桶の使い方や使ってたシャンプーをかける場所とか聞くより早く教えてくれる。
実は今日ここに来る前に
ブロン20錠飲んでた。(￣∇￣*)ゞ
楽しくてふわふわ気持ちいいし、
このおばちゃま優しいので入浴中も声掛けてお話した。
(1番の理由は笑顔が可愛くて
見ていたかった)
平日のこんな時間に若者はいない。
吹き出物ひとつ見つからない綺麗な肌のおばちゃま達が入れ替わり5人以上10人未満。
常連客しかいないから
おばちゃま達はすごく楽しそう。
それを見てるだけで幸せ。
入る前から最高に気分が良い。
こんな風に歳を重ねたいなぁ。
殆どの人が凄い肌が綺麗で抱きしめたくなるような笑顔だったから羨ましかった。
(祖母は他界してるので余計かな)
いつもより丁寧に体を洗って
湯船に浸かる
...........
あっつ！！！
いやいや3分も入ってらんない
めっちゃ熱い。
(そもそもお風呂は苦手で
家で湯船が張ってあっても
月に数回しか入んない。)
(お風呂入らないでも寝れる人)
(温泉も長風呂出来ないし、
畳があったらそこで横になる。)
家ではシャワーをいかに短縮できるかと真剣に悩む程度には得意じゃない。
でも今日はここにずっと居たかった。
ずっと入っていたい。
家に帰りたくない。
家に帰りたくない。
家に帰りたくない。
ここにいる間は無条件で幸せだ。
...............
｢あなた1時間入ってるわよ｣
｢大丈夫なの？｣
この時点で他のおばちゃまにも心配される。
ここにいたいんです。倒れないように気をつけるからほっといてくれ～
銭湯に時計があることを知らなかった。だから余計に好き勝手入ってた。
...........
あっ！
ビリビリするお風呂だー！
入りたい！
真ん中に立つと
痺れが強すぎて座れない笑
これ凄い楽しくなっちゃって
足先とかお尻とか長い間当ててびりびりっ！！ずーっと。
足先や大腿とか、痺れに反応して一気に筋肉が収縮する。
湯に使ってない腕も伸ばせば
指先が痙攣してる。
ぁぁぁぁ楽しいぃぃぃ💗💗💗
ずーっと
ずーっと遊んでたから
逆上せて頭がぼーっとしてきた。
このままここで眠りたい。
一生寝てたい。
気づけば
17時を過ぎていたらしい。
もうくらくら
流石に出ますかね
出てすぐ様御手洗入ったけど
ブロンと長風呂で脱水。出ない。
トイレにいるとみんなの声がする
｢若い女の子！！｣
｢あの子、私が出てもまだ出てこないのよ｣
｢どこ行ったの！！？｣
｢トイレ？トイレなんじゃない？｣
｢倒れたらどうすんのよ｣
｢若いから大丈夫じゃない？｣
さっきのおばちゃま以外の人からも心配する声が聞こえる。
(もう逆上せてるし、ここで座ってたいし、、ほっといて泣)
ドンドンっ！！
とうとうドアを叩いてきた。
心配されすぎなので、とりあえず
出ないけど御手洗のドアを開けた。
数人のおばちゃまに一気に見られた。ヾ(・ω・`;)ﾉ
｢みんな心配したのよー！？｣
うん、知ってる。
皆様すげぇ声大きいもん。
私はもっとそこにいて座ってたかったけど、しょうがない。多少ふらつくけど倒れる感じもない。
｢大丈夫ですよ｣
と笑顔を返した。
着替えてる間もずっと声を掛けてくれて
｢長風呂しすぎてごめんなさい｣と
謝った。
ここは2時間以上入ってはいけなかったらしく
ルール違反してたみたい((
いっぱい心配されたし軽く怒られたけど凄い楽しかった(*^^*)💗
誰かのタイミングを考えなくていい。
身近な人だとボディチェックしちゃうし、されるし。
逆上せても喋らなきゃだし。
体洗うの早すぎとか言われるし。
デメリット並べてるけど
身近な人と入るメリットも沢山ある。
でもね、
好きな時に好きなだけ入れる。
自由。解放された気分。
社会人になって初めて1人銭湯だったけど
ここならまた来たいな。
1人銭湯オススメ(*⌒▽⌒*)
