#個人的な今年の漢字
#個人的な今年の漢字
あなたの今年の漢字何にしますか?
私が選ぶのは
「泡」
あんまりいいイメージの漢字ではないですね。ここから先に書いてあることもいい事ではないです。
今年の初めは、去年から付き合っていた始めての彼氏がいました。相手から猛烈なアタックで私は付き合うことを決めて付き合いました。
私はその人のことを一度も好きになれませんでした。努力したけど手が触れ合うのも気持ち悪いと思うほど大嫌い。
年始、友達の飲み会、提出間近のレポート、私の誕生日とどんどん予定が埋まっていきます。好きでもないのにまたデート...。
1月はそれでも何度かデートを重ねました。
毎日のように送られるおはようからおやすみに悩んでいました。理解できないだろうけど大嫌いな人から毎日LINEが送られてくるのは本当辛かった。
自分から「誕生日は会えない」と断りを入れました。「別れたい」とも話しました。
彼は猛反対。
激しく何度も押し切り警察に連絡するとまで言い捨てようやく別れました。別れたいあまりに、本当に人として言ってはいけないことまで言ったと思います。
そして私の誕生日前日彼氏と破綻しました。これが1個目の「泡」。
私は2年ほど?(多分累計もっと?)
風俗を転々としながら働いていました。
もちろん学生時代も本職も並行して行っています。
初めてデリへルで働いた日に強く決意したことがありました。
【ソープ嬢になりたい】
今年のスケジュール帳に1番にこれを書きました。今年中に叶えようと決めていました。
そして本職に嫌気が指してきて行くのも辛くて仕方なかったある休日、私は適当に検索でヒットしたソープ店に、化粧もせずに面接を受け年齢も若く通常体重、程よい可愛いブスなのですぐに合格。年齢は多少偽り20歳で売り出すことに。
自分の想像通り、ソープは自分にかなりあっていました。楽しくて仕方なかった。
やった分だけ相手から幸福感を感じ噛み締める喜びがありました。
入れば数ヶ月大半の人がまたお客様としてきてくれたり、恋人がいない私はどんな人も恋人のように振る舞いました。来てくれた人を忘れることはあんまりないのでまた来てくれればさらに安心して行為が出来ます。あの数ヶ月はこの人生の中で最も不特定多数に愛されていたなと実感出来る日々でした。
しかし、私は実家暮らし。母親は勘づいていてお店は特定出来ないけどバレていました。「あんた3月の○日からやってんでしょ」
「身体売ることはしないでって前も言ったよね」
こんな風に責められては精神に身体に負担がかかります。次第に母親の監視は厳しくなりGPSで行動を見られるようになります。
あらゆる方法でGPSから逃れながらも1カ月に数回働きました。
それでも9月の前半、お客様からの予約が1本入っていて断れなさそうなのでいつものお店に行きました。数日前から体調が悪く食事が進みません。電車に乗っていれば座れないとしゃがみこみます。時々呼吸も浅くなる。
それでもフラフラしながら時間に数分遅れて入り込みお客様と行為をします。
いつも乗り気で時には攻めたり出来るのにベッドで横になってるのがやっと。
「無理しなくていいよ?」「大丈夫?」
その言葉と裏腹に何度も何度も激しい挿入を繰り返されます。
もう無理かもしれない。
仕事ができない。
休もう。
お店から催促されても行く日が決められなくなりました。
もう疲れたな
次はどうやってGPSから逃げよう。
そこまでしてこれ続けなくてもいいんじゃないかな。
その日を境に風俗の仕事をやめました。そうでなくても二足の草鞋を履いて知らない間に限界が来てました。母親から逃げる為に頭を使うのも疲れました。お給料も貯めていたので多分奨学金も返せそうな程貯金できました。
こうして憧れの仕事から足を洗いました。「泡」姫を卒業。これが二個目の泡。
後は昨日ですかね、呑むと記憶がなくなり人格が変わって普段なら行わないような事をしてしまう。病的酩酊、問題飲酒、酒乱。
友人から怒られた事も経験したけど両親の前でそういう行動をした事がありませんでした。
始めてウイスキーを買い飲み始めました。
その後日本酒も少し飲んだような気がします。ウイスキー2杯以降はどれだけ飲んだのか私はわからない。
16時から23時までの7時間。
記憶が一つもない。
服が変わってる、風呂に入ったのか?
動画配信してたけどどこまでしたのか?
ご飯は食べたの?お酒はどこまで飲んだ?
何も思い出せません。
空白の7時間。
何故か眠っていて目覚めると
両親はカンカン。
「入院する?」
「それかお酒やめる?」
お酒は私の娯楽の一つ。飲まないという選択肢はかなり苦痛です。
一回友達と1カ月禁酒した事があったけど本当にストレスがたまりました。
しかも両親が怒ってる間、
とても言えないことを考えてました。
今すぐに
お酒が飲みたい。
って。最低な娘です。
とりあえずその日はお酒が飲みたくて仕方なかったので眠りました。
とっくにアルコール依存していたんだと思います。
大好きだったお酒をやめる事になった。「泡」のようにまた一つ楽しみが消えました。
あまりにも辛い事が多くて打ち込むのが悲しくなってきました。
本職も適応障害になり、仕事に行けなくなったので休職。
居場所がない毎日を過ごしています。仕事も出来ないゴミ。
「泡」のように消えてなくなりたい。
今年は「泡」の一文字に尽きるかなと思います。早く苦痛から開放されますように。